ワイ、27歳。嫁を置いて世界一周。

27歳。新婚。しかし、嫁を置き去りにして世界一周へ。 周囲の冷たい視線を耐えつつ、今しかできないことを謳歌する糞野郎の日記ですm(_|_)m  写真多めで投稿していきます。みなさま行った気になれるようなブログになるよう頑張ります笑

2016年03月

今日は地味に楽しみにしていた移動日笑。



IL-114というウズベキスタン製の飛行機に乗るんです笑



この飛行機、旅客機として運用しているのはウズベキスタン航空だけ、



それもたった6機だけという、世界で最もマイナーな飛行機笑



乗り物好きとして、乗らないわけにはいかないだろうと!!




















3月11日の朝は大忙し。



昨日荷造りせずに爆睡してしまい、更にロープを張って盛大に洗濯していたので荷造りにも余計に時間がかかる・・・。



加えてこの宿はも朝食付き。貧乏性なので朝食食べないという選択肢は無い笑 8分で完食。



で、朝10時の飛行機に乗るために8時にヌクス空港へ到着ですm(_|_)m



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事前座席指定ができない航空会社だったので、何が何でも早めにチェックインして、窓側を確保したかったのですm(_|_)m



で、10時頃に歩いて搭乗。旧共産圏の空港なので空港内での撮影は不可。せっかくの珍しい飛行機なのに・・・。



で、席に着いてみると・・・



・・・・・・



(´;ω;`)



無い!!!



窓が無い!!!!!泣



たまにある外れ席、窓側なのに窓が無い席になってしまいました泣泣



仕方ないので機内を激写。



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東側の飛行機の特徴、前に倒れる座席。前に倒れてどういう意味があるのかはわからん。



ちなみに前にあるカーテンの向こうは貨物室。



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倒した前の席の窓に手を伸ばし、パシャり。プロペラがぐわんぐわんに回ってる。



前の席は空いているので、トイレ行くときにCAさんに席変えて良いか聞いたら良いとのこと!てことで窓側確保!!



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ウズベキスタンの雄大な砂漠を見れるかと思ったら、砂丘があるわけでもなく、変化に乏しい荒野が広がってるだけだった・・・。



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ウズベキスタン製飛行機のエンジン。空が青いですなあ。



2時間半ほどでタシュケントに到着。プロペラ機だから離陸する時はものすごい勢いで加速して、着陸する時はものすごい勢いで止まる。



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着陸して、ターミナルへ向かうときに同型、同カラーの機体発見!!
こいつが世にも珍しいウズベキスタン製航空機ですm(_|_)m




















タシュケントの空港の到着ロビーは超絶シンプル。荷物受け取りの回転台があるだけで、もう出口。あっけにとられてタクシーの客引きに捕まり、今宵の宿、ミルゾ ゲストハウスへ。



とはいってもまだ14時くらい。遅めの昼飯を食べにバザールへ!



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今日の昼はプロフ。サマルカンドやヒヴァのプロフとは違って少し甘みがある。美味!




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ついでにバザール散策。



2週間前、1回目のタシュケントでもバザール散策したけど、平日だったので閑散としててつまんなかったんですよね。



でも今日は金曜日!すげー賑わってる!!そして道端の露店の場所取りでトラブルがあり、ウズベク兄ちゃん二人がケンカ笑 これですよ、この殺伐っぷり、カオスっぷりがいいのですよ!!!



とはいいつつも、写真は上の一枚だけ・・・。はあ・・・。



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夕食はもちろん偽マック。MAC BURGER。



【今日の宿】
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ミルゾ ゲストハウス  6人ドミ:72,000スム

Wi-Fi:有
エアコン:無 夏はきついかも
ホットシャワー


















 

3月10日はムイナクというアラル海沿岸の街へ日帰りで行く日。



でも、ムイナクにはアラル海は無い。どういうことかというと、アラル海は灌漑用水での過剰な取水によって干上がってしまっている。



つまり、人間が犯した重大な過ち、負の遺産を見に行くということですm(_|_)m




















朝起きて、チャータータクシーの手配を頼もうかと思ってスタッフに相談したら、



「一人でチャーターすると90ドルもかかってしまうよ。バスで行った方がいいよ」



と提案される。



そんなことは分かってるわい!バスで行くと、帰りのバスまでの時間が2時間しかなく、十分見学するには全く足りない。



普通はハイシーズンの夏に来て、シェア友を探してチャーター代を安く上げるんだけど、今はオフシーズン。一人で高くついてしまうけど、仕方が無い。それくらい行きたかった場所なのだ!



あと、昨日この宿でチャータータクシー手配するから宿代安くしてくれたはずなのに、忘れとるんだろうか・・・。



ということで今のところ、この旅で最大の出費、チャーター代に90ドル払ってムイナクへ出発ですm(_|_)m







 












ムイナクまでの道は、本当になーんも無い。



春〜夏に来ればアラル海を消滅させた原因の綿花畑が広がってるみたいなんだけど、今はまだ3月上旬。まだ枯れ果てた農地が広がってるだけ。



で、2時間ほどでムイナクへ到着。



このムイナクという街はアラル海での漁業で生計を立てていた街。今はアラル海は消滅しているので漁業はできない。



街は魚の加工工場の廃墟なんかが溢れてたりする。



この加工工場の廃墟に、ワイはどうしても行ってみたかったんだけど、やっぱりどこの国も廃墟は立ち入り禁止。



無理にドライバーへお願いするとドライバーへ迷惑がかかってしまうので泣く泣く諦めです。外観の写真は撮ってあったんだけど、まあ・・・カメラ無くなってしまったんで残ってません泣



そういえば、ムイナクへ近づいてきた頃、「ようこそムイナクへ!」的なボロボロの看板に魚のイラストが書いてあって、ほんとなんか・・・栄枯盛衰ってこういうことなんだなぁ・・・と。




















ムイナクに着いて、最初に役場前の資料館へ。



ここはアラル海の環境破壊について、かつてのムイナクの街の発展ぶりについての展示がある。



この資料館で昔のムイナクの映像を見せてくれるのですが、これがなんか・・・



なんか文章には表せられないです。それくらい重ーい映像。でも人間として、見ておいた方が良いと思える映像でした。




















次はこの日帰り旅行の目的、干上がったアラル海へ。資料館から車で5分くらいです。




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まあ、当然だけど何も無い。何も無い場所を見に来たんだから何も無いのは当然。
巨大な湖が干上がると、砂漠になるわけです。



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でも、ここがかつて水の底だったことの証拠。



そしてこの近くは水位の後退についていけず、打ち揚げられ放棄された船が集められた「船の墓場」があります。


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↑の写真、奥のほうが断崖絶壁になってますが、かつてはあの辺りに海岸線があったそうです。





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なんか、栄枯盛衰を見て「悲しい」という感情は湧いてこなかった。



それよりも、人間はこんなに簡単に環境を激変させることができるのか、という「衝撃」。



このアラル海が干上がった砂漠では、農業ができないんだそうです。



原因の一つは、かつてここがアラル海だった為の塩害。



そして二つ目に、昔アラル海があったころ、アムダリア川上流の綿花畑で使われた農薬を大量に垂れ流していた為の土壌汚染。



ムイナクの街はアラル海が無くなったことで気候が変動してしまう。昔は水があることで安定した気候だったはずが今は砂漠なので砂嵐が吹き荒れるようになる。



で、砂嵐でこの汚染された砂を浴びるので、健康被害が発生し、平均寿命もウズベキスタンの他の地域より短いそうな。



なんか、環境破壊の行く末を見せつけられた感じ。地球の未来って、こんな感じなのかな。



そういえばジブリ映画の風の谷のナウシカは、ここのこともベースになってるんじゃないかな。



土壌が汚染されててどうしようもない、空気も汚染されてるし。



風の谷の近くに流れる川も「タリア川」で、このアラル海に流れていた「アムダリア川」と名前も似てるし。 















 でも、さらに衝撃的なのは、灌漑用水を整備し、このアラル海の消滅を引き起こした張本人「ソ連」は、過剰取水によって、アラル海が消滅することはわかっていたということ。



つまり、人間自ら進んで環境破壊への道を進んでいたんです。



当時はとにかく中央アジアのこの辺境に、産業を根付かせ、住民が食っていけるようにさせることが最優先だったんだそうな。



 人間もまた自然の一部なら、人間が自ら進んで行った環境破壊は、それもまた自然の一部なのかな・・・と複雑な気持ちになってしまいました。。。




















とまあこんな感じでムイナク観光は終わり、一路ヌクスの街へ。



このまま帰っても15時頃にヌクスについてしまって暇になってしまうので、ドライバーがヌクスの近くにカラ(城塞遺跡)があるから連れて行ってくれることに!!



この地域はガイドブックも超しょぼくて事前情報が何も無いのでワクワクです笑



着いたのはなんと墓地。小高い丘に墓がわんさかと。



この丘の頂上にモスクの跡や、昔の王のとんでもなく立派な墓が残ってました!



ほんと、写真があれば・・・写真があれば・・・。



で、最後にこの丘の頂上からすごい景色がみれるって言うんで見てきました。




















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!!!!




















なんとこれ全部お墓!!!



 携帯のしょぼいカメラで撮った写真しかないので表現できてませんが、この丘ぜーんぶ小さなモスクみたいな屋根付き一戸建ての立派なお墓がひしめきあってる!



さながら死者の街。



墓地だから言葉の表現が不謹慎かもしれないけど、壮観。感動。



ムイナクでは衝撃を受けたけど、こちらは感動できて、今日は本当に満足でしたm(_|_)m




















宿に帰って、新館でインターネットしていたら、現地のビジネスマンがお茶ご馳走してくれた!



それもお茶ご馳走して絡んでくるというわけでもなく、挨拶しただけでどっかに行ってしまって、
「当然のように外国からの客人をもてなしただけ」という感じ。超スマート!!かっこいい!!



ワイもこういうこと出来るような人になりたいですわ!!



そしてまだインターネットをしていると、なんとムイナクで会ったフランス人ご夫婦が。



どうやら同じ宿だったようです。



むむ・・・・。



だったらタクシーシェアお願いすればよかった。゚(゚´Д`゚)゜。



てか宿のスタッフも、他にもムイナクヘ行く人いるなら教えてくれればいいのに・・こんちくしょう・・・。



でも、夕食はこのご夫婦と、ご夫婦のドライバーとご一緒させてもらえましたm(_|_)m



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 名前はわからないんだけど、この地域の伝統料理とのこと!



そしてこのご夫婦、タクシーを数日借り切って、ウズベキスタンを一周旅行しているそうな!超セレブ!!



なのでドライバーもずっと帯同して同じホテルに泊まってるんだそうな。こういう旅、楽しそうだなぁ・・・。



さらに、このドライバー、ワイが新婚との理由でワイにウォッカを注ぎまくる笑



フランス人ご夫婦の方が確実に酒は強そうなのにワイ、集中攻撃される笑



結局ワイ、部屋に戻ったら即死、翌日飛行機に乗って移動なのに荷造りもせずにスヤスヤ眠ってしまいました・・・汗



【今日の宿】
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 ホテル ジペックジョリ  ツイン:80,000スム

Wi-Fi:無 新館のジペックジョリ2には有り。そこで使わせてくれます。
エアコン:有
テレビ:有 BBCが見れる。
ホットシャワー

安宿じゃなくて普通のホテル。超広い!&清潔!!






 

3月9日は楽しかったヒヴァから、ウズベキスタン最西端の自治区、カラカルパクスタン共和国はヌクスへ移動する日。



なんだか幸の薄い宿、ラリオパゲストハウスへ別れを告げ、まずはイチャンカラの北門へ。



ここで大都市ウルゲンチへの乗り合いタクシーを待ちます。



通勤時間帯だし、今回はすぐに4人集まり、ウルゲンチへ。値段を聞いてみると4000スム。宿のオヤジに教えられた通りの値段。あれま、全然ぼったくってこなかった。




















ヌクス方面行きの乗り合いタクシーですが、ウルゲンチのタクシー乗り場がややこしいです。メインのタクシー乗り場とは別のタクシー乗り場ですのでご注意を!!2016年3月9日時点での情報を載せておきます。



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他の旅人さんのブログではバザールの近くだとかスタジアムの前だとか色々書いてると思いますが、地図でいうと上のスクリーンショットの通り。ホレズムスタジアムの横です。



南側の交差点に小さなバザールがあります。




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 ご覧のような場所がタクシー乗り場。右に停まってる車がヌクス方面行きの乗り合いタクシー。



見ての通りあまり需要のある路線ではないようで、タクシーも少ないのでご注意を!!早めに出発しておくことをお勧めしますm(_|_)m




















ここでもぼったくられず、30,000スム。やっぱ田舎の方だとぼったくりとか少ないんですかね。



ワイは2番目の客だったので、今日はそこまで待たずに出発。同乗者も細い人ばかりだったので窮屈でなく、快適笑 1時間ほどうたた寝です・・・zzz



で、起きたらなぜか渋滞してる。



どうやら橋で検問をしてるみたいで、つかえてるみたい。(ちなみにこの橋はアムダリヤ川を渡る橋。アムダリヤ川って、なんか世界史でやったような気がする!)



ノロノロと進み、橋なので上り坂で停車、坂上発進をくりかえし・・・




















その時!!!





















ぼーん!


















(((( ;゚д゚)))























ワイらの車、エンジンが爆発する!www




















絵に描いたような爆発っぷり笑、煙がドン!!!とあがってボンネットが飛び上がる笑



でも火を噴いたわけじゃなく、坂上発進を繰り返したせいでオーバーヒートし、冷却水が沸騰して爆発した感じ。



さらに幸いなことに爆発したのが検問所だったので修理もすぐに完了。



後ろの車からはブーブー鳴らされ、冷やかし&ヤジの嵐だったけど、貴重な経験ができたwww




















その後は快調に爆走。景色も砂漠ではなく、山。超綺麗!!!



突然遊牧民の街があったり、列車とすれちがったり。



更には山の上にカラ(城塞都市の遺跡)が見えたり、ほんとに楽しいドライブ!!



が!!!写真は無い。ほんとにバックアップ取ってなかったのが悔やまれる・・・泣




















ヌクスには14時ごろ到着。



降ろされたタクシー乗り場が宿のすぐ近くだったは幸いm(_|_)m



でも今日の宿、ホテル ジペックジョリ、今回だけは予約をしないで現地へ乗りこみです。



というのも、ヌクスに宿なんてここしか選択肢が無い上に、他の旅人様のブログでは40ドルくらいで泊まれたとレポートがあるのに、予約サイトでは70ドルくらいの部屋しか無い。



こんな僻地に部屋が埋まるほど客が来るなんてあるわけ無い。てことで今日だけは直接乗り込んでみようかと。



宿に到着して、レセプションで聞いてみたら、やっぱり35ドルから部屋はあった!!



しかし、よーく値段表を見てみると、80,000スム(13ドルほど)から部屋はあることになってる。



どういうことか聞いてみたら、35ドルの部屋と同じなんだけど、80,000スムってのはウズベキスタン人の価格なんだそうな(´Д`)



今日は安宿じゃなくて普通のホテルなんですが、 こういうめんどくささがあるんですなぁ・・・。



外国人価格で3倍近く差があるのかよ!って半ば呆れた表情をしていたら、



スタッフ「何泊の予定?」

ワイ「2泊しかしない予定なんだけど・・。」

スタッフ「うーん・・・。」

ワイ「明日アラル海へ行きたくてこの宿に来たんだけど、そのチャータータクシーの手配もお願いしようかと思ってるんだけど」

スタッフ「OK。じゃあウズベキスタン人価格でいいよ!」





















いえーい!!まさかの35ドル→13ドル!こんなに値切れたの初かもしれない笑。










で、まだ14時ごろだったのでバザールへ繰り出してみることに。



ここのバザールはオープンエアーな感じでいい雰囲気!!商店街じみてなく、まさにバザール!て感じ!



でもって、このバザールで食べたソフトクリームが、ワイが今まで食べたどんなアイスよりも美味しかった!!



ソフトクリーム製造機でその場で作る屋台だったんだけど、たぶん使ってる牛乳が違うのかな?見た目もちょっと違ったから多分特別なやつなのかも知れんですわ。



地元民も大挙して押し寄せてたし、なのに写真がなくて、ここで伝えきれないのが悔やまれる・・・。



その後は闇両替をしたり、その闇両替屋からウズベキスタンの民族楽器弾かせてもらったり、なかなか楽しいバザールでした笑



(ちなみにその両替屋に金額ちょろまかされた。まじでふぁっく!!げきおこプンプンまる!)





















夜は地元料理でも食べようかと、宿の周りに繰り出してみたのだけど、この街、共産主義じみてて商店街というものがまったく無い泣



そしてめちゃくちゃ暗い泣 懐中電灯持って外を歩くレベル泣



てことで仕方なく宿に戻り、宿で夕食でした・・・。



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スープ。水餃子みたいのが入ってる。

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さっきのスープに水餃子みたいのが入ってるとは知らずに、マントウを頼んでしまった・・・。まさかの被り。






【今日の宿】
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ホテル ジペックジョリ ツイン:80,000スム

Wi-Fi:無 新館ではWi-Fiあるので、そこで使わせてくれる。
エアコン:有
テレビ:有 BBCがみれる。
ホットシャワー


普通のホテル。当然すごく清潔。部屋も広い。なのでガッツリ手洗いで洗濯してしまいました笑
ジペックジョリてのはウズベク語でシルクロードっていう意味らしい!!

 





 

もうね、写真がないので、せっかくものすごく綺麗な世界遺産に行っても、全く伝えられませんね。



3月8日の分でワイが持ってる写真、携帯で撮った2枚だけですm(_|_)m



なのでグーグル画像検索のリンクを貼りますので、ここで出てくる写真をみていただきたいですm(_|_)m
イチャンカラ






















今日はヒヴァの世界遺産、イチャンカラを見学する日。



写真は上のリンクをご覧ください笑



宿を出て、チャイハナで昼食を食べ、イチャンカラの城壁の中へ。



ちなみに「カラ」とは城塞都市という意味だそうな。



このヒヴァの世界遺産とサマルカンドやブハラの世界遺産との違いは、ヒヴァは街全体が昔のままで保存されているところ。



サマルカンドやブハラはメドレセやモスク単体でしか保存されていないので、いまいち雰囲気に欠ける。



なので、もう正にヒヴァの街はアラジンとかに出てくるような街そのもの!謎な階段があったり、謎な路地があったり、超たのしい!!



そしてさらに、今日はどうやらウズベキスタンの祝日らしく、外国人観光客だけじゃなく、地元の観光客が大挙して押し寄せてたり、結婚式の行列があちこちにいたり!!



まあ、それだけに写真が無くなってしまったことが悔やまれるのですが・・・。




















でも!!



奇跡的に夕焼けを撮りに行った時、携帯で撮った写真が残ってました。



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 堂々たる城壁。

 

正直、空は乾燥してたので全く夕焼けしてなかったけど、夕日に照らされ焼けるイチャンカラが綺麗すぎた。



いままで見てきたどんな夕焼けよりも綺麗。しかも18時過ぎで閉園後なので人はいない。(でも門は開いてるので中に入れる)



ほんと、この街はまた来たいと思える街でした。こんなに綺麗なイスラム都市、もうほとんど残ってないんじゃ無いかな・・・。




















今日の夜食はこれ。
↓ 
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何かわかりますかね・・・?



ワイも注文する時は「今日はこれしか出せん」と言われて勝手に出されたので、恐る恐る食べてみたのですが・・・



食べてみてなんとびっくり、これ日本でいうケバブ!



中に野菜とローストチキンが挟まってて、美味!!



だんだんトルコの文化が見えてくるようになりました!!着実に西へ近づいてますなぁ!!




【今日の宿】
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ラリオパ ゲストハウス  4人ドミ:10ドル

Wi-Fi:有 快速!
エアコン:有
ホットシャワー
朝食付き


昨日と同じm(_|_)m





 

リアルタイムは5月6日・・・。



すごい量の日記を溜め込んでしまいましたわ汗



再出発の日までに溜め込んでる分、すべて投稿できるかな・・・。



てかそんなことより、日本に帰ってくる途中、イタリアはローマのフィウミチーノ空港にて、カメラ盗られました・・・(´;ω;`)



しかもメインで使っていたニコンの一眼泣



パソコンへのバックアップは毎回ブログに投稿する時にその分だけやっていたので、3月6日以降のほとんどの写真がパーです泣



ブログの上の部分に「写真多めで〜」みたいなことを書いてますが、これから一時帰国の4月21日までは写真少なめなブログになります泣



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3月7日はヒヴァへの移動日。



朝食を食べ、 ピックアップのタクシーが来るまでちょっとだけネット。程なくしてタクシーが来て、アリカさんに見送られ、まずは乗り合いタクシー乗り場へ。



今日のヒヴァまでの乗り合いタクシーは、宿のおばちゃんが手配してくれたタクシー。ヒヴァまで15ドル。サマルカンドで出会った旅人さんが言ってた値段よりも安い!宿のおばちゃんありがとう笑



この乗り合いタクシー乗り場で、ワイ以外あと3人の客待ちをします。



1時間ほど待って、3人集まって出発!



しかし今日のメンツは・・・



①おそらく100キロ超えの巨漢男
②上の①ほどの巨漢では無いが、がっしりタイプの男
③子連れ(2歳くらい?)の女性
④ワイ。



当然助手席は①が座る。



窓側は③の女性。子連れだから仕方ない。



もう片方の窓側はがっしりしてる②。



つまりワイは後部座席の真ん中、足も置きづらいしケツもモッコリして座りにくいあの部分です泣



さらにこの国の人間は全くエアコンをつけない。クソ暑い。まさに苦行。



でもワイの隣のがっしりしてる男が話しかけてくれたり、



子連れの女性のお子さんとみんなで遊んだり、和気あいあいと2時間ほど砂漠を爆走。




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中国の砂漠よりもさらに殺風景。まわりに山も無いし。




















が!





















2時間ほどたったあたりから、ちょいちょい車を止めて、ドライバーがボンネットを開けて何やら確認をし始める・・・



で、30分くらい少し進んでは止めて、少し進んでは止めて・・・を繰り返してるうちに・・・

























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ワイ、砂漠のド真ん中で車が故障するwww




















ちなみに電話かけてるのがドライバー、そばで見てるアディダスが②の男。



どうやらラジエーターに続くパイプの取り付け具が壊れて、エンジンがオーバーヒートしてしまった模様。



取り付け具を交換すれば良いのだがそんなもの代わりを持ってる訳ないので、携帯電話で救援を頼む。



まあワイはどうすることもできないんで、暇つぶしに携帯で一直線に続く道をパシャり。

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 なーんもない笑。



しかしまあ、携帯の無い時代にこんなとこで故障したら、ほんと、命の危機を感じられたはず笑



1時間くらい待ったら、近くのチャイハナ(中央アジアの喫茶店。ドライブイン的な感じ)から救援が。



とりあえずその車に引っ張られて、そのチャイハナへ。



んで、チャイハナに着いたあたりで、同乗者の男②が猛烈にドライバーにブチ切れてる。何が起きたんじゃろか。。。



ほどなくして、その男②はあとから来た別の乗り合いタクシーに乗り換えて行ってしまわれました・・・。



そして子連れの女性③も、ドライバーに金を押し付け、別の乗り合いタクシーに乗り換えて行く・・・。



残されたのはワイとドライバーだけ。で、休憩に立ち寄った更に別の乗り合いタクシーのドライバーに、ワイのドライバーが何やら話をつけ、ワイに話しかけてくる。



「ここはヒヴァまで大体半分くらい。なのであの車に乗り換えて半額出せば連れてってくれるから、乗り換えてほしい。」



ん・・・待てよ待てよ、



ワイは宿のおばちゃんを通して今日のタクシーに乗ってるので、既に金は支払っている。



だったらこのドライバーが乗り換えた先のドライバーに払えば良いではないか!!!



さっきのがっしり男②が猛烈にブチ切れてた理由がわかりましたm(_|_)m たぶんあの男②も理不尽なこと言われたんだろう。



で、ワイも「何言ってるんだ、もう金は払ってるんだからお前があのドライバーに金を渡せ!」と言いつける。



が!



乗り換え予定のドライバー、ワイらが話がこずれてラチが開かないと思ったのか、ワイを置いて



ブーン



と、颯爽と出発。



・・・・・・。



(´;ω;`)





















結局、 「もうよい!ワイはお前の車に乗り続けるぞよ!部品交換の救援が来るまで待ってやろうではないか!」とドライバーと話をつけ、車が治るまで待つことに泣



でもこのチャイハナで待ってるあいだ、ドライバーから「チャレンジしてみろ」と言われヒマワリの種を食べてみたり、



後続のタクシードライバーとウォッカを飲んだり、これはこれでなかなか楽しい笑



ちなみにヒマワリの種は日本以外ではわりとポピュラーなスナック。極小のピーナッツみたいな感じ。でも皮を取るのが面倒くさいのでワイは嫌い。



ちなみにちなみに、この国に飲酒運転を罰する制度があるかは知らん。





















そんなこんなでこのチャイハナで2時間くらい過ごし、無事部品到着。



車を修理して再出発!!!



そしてワイ以外の客は乗り換えてしまったので、ワイの貸切!!!



この頃になるとドライバーとも仲直りしており、むしろ妙な連帯感が生まれて、



ウズベキスタンダンスミュージックをかけてノリノリで運転したり、



トルクメニスタンが見える道路でどこからがトルクメニスタンか解説されたり、



2時間でヒヴァの近くの大都市、ウルゲンチへ到着。



このウルゲンチの街で乗り合いタクシーの乗り換え。



しかし、待てども待てどもワイ以外の客が現れず。。。



結局、追加料金を払って一人でヒヴァの宿まで行ってもらうことに。まあ、もう夜の10時だし、仕方ないか、ということで。



【今日の宿】
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ラリオパ ゲストハウス 4人ドミ:10ドル

Wi-Fi:有 快速!
エアコン:有
ホットシャワー

有名な日本人宿なんだけど、ワイ以外に客はおらず・・。どうやら最近はみんなヒヴァの城壁内の宿に泊まるみたい。
というか再開発地域のど真ん中に立っており、この宿の周りは更地。客も少ないし取り残されてるしで、なんだか栄枯盛衰を見ている感じ・・・。



【今日のビール】
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パルサービール

ウズベキスタンでは有名なビールらしい。普通。不味くはない。






 

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